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起きました

  • Day:2018.03.19 11:23
  • Cat:かめ
 カメが冬眠から目覚めました。スマートフォンを縦に構えていたので写真は縦です。
 連日暖かい日が続いたのでもう起きているかなと思い先日開封しました。水温は13.5度。起きていてもおかしくない温度。

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 緊張の開封。見た目はどこにもいませんが……。水苔の中でもぞもぞと動くものが……。

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 掘り出したらいました。ばっちり目が覚めています。いや、ちょっと眠そうかも。

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 昨年はまぶたのあたりが白く腫れていましたが、今回はそれもなく他の肌の部分も黒く健康的な色をしているように見えました。甲羅もきれいです。次の週末くらいから餌を少しずつ与えてみようかと思います。
 毎年冬眠明けはどきどきします。「開けたら死んでるかもしれない」ってのは、ちょっと心臓に悪い。それにしても半年眠るってのはどのような気分なんでしょうか。長い夢でも見ているのでしょうか。それはうらやましいなと思います。

感想 バッタを倒しにアフリカへ

  • Day:2018.03.11 13:25
  • Cat:読書
 教養がやばいと感じたので最近は新書を読むようになりました。でも新書を買うのはこの歳になって実は初めてで、なにを買ったらいいのかわからない(酷い)とても読書が趣味の人間とは思えません。とりあえず平積みされていた本を買いました。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 これが本当に面白かった。著者の前野氏が研究者生命を懸け、単身バッタの研究のためにアフリカで奮闘した記録が書かれています。ポスドク(ポストドクター)という立場の方たちの辛さや、アフリカの文化についても知ることができました。
 バッタを愛しすぎて、バッタに食べられるのが夢だとか、バッタを触りすぎてバッタアレルギーになってしまったなどというエピソードも面白かったです。
 前野氏はアフリカに滞在中、ティジャニというドライバーの方と行動を共にするのですが、彼が本当に頼れる相棒で、また愛嬌のある様子も描かれていて魅力的な方でした。単に滞在の記録が書かれているだけではなく、登場する方たちの様子が上手に描かれているのも良かったです。
 読んでいてぼくは自身の兄の姿を前野氏に重ねずにはいられませんでした。兄も同じようにポスドクの立場で、単身海外で研究をしていました。前野氏は努力と幸運も重なり助成金を得ることができましたが、兄は職を失い失意の中帰国してきました。向こうでどのような苦労をしたのか、「もう帰ってくることはない」と言い切って海外に飛び出した兄が、どのような思いで帰国したのかを再び考えさせられました。
 ちなみに、前野ウルド浩太郎氏の「ウルド」とはモーリタニアでの栄誉あるものに授けられる名前で、同氏の功績をたたえて研究所の所長からいただいた名前だそうです。かっこいいですね!

チャールズ・ブコウスキー『パルプ』 感想など

  • Day:2018.03.05 11:40
  • Cat:読書
 久しぶりに読書の感想のようなものを書こうかと思います。去年あたりから読書の習慣が戻り、毎日ぼちぼちと読み進めています。
 読み終わったときのひと言は「こんなに自由に書いてもいいんだ! すごい!」でした。自分の小説観が広がったような感じがしました。
 この小説の主人公は自称LA最高の私立探偵ですが、基本的に作中ずっとお酒を飲んでいます。しかも最後までほとんどなにもしません。することと言えば、競馬か酒場で喧嘩するくらいです。いちおう捜査のようなことはするけどそれは全部裏目に出て失敗します。でもなぜか都合良く解決して事態は進んでいく。そしてなんかいい感じに丸投げのラストも「なんだかいろいろあったけどいい作品だったな」という気分になってしまいます。
 自由に書いてあるように見えて、きちんと展開を構成して作り込まれているんだろうなと思います。ぼくは読んでいて「小説はこれだけの余裕と余白を持って書いてもいいんだよ」と言われたような気がしました。
 今作はマイベスト本のひとつになりそうです。

パルプ (ちくま文庫)